自然の土づくり
当園の独自農法は「健康な土づくり」を基礎に、生命力の豊かな栄養豊富に育てます。天然の資源、有機物、落ち葉など自然循環することで肥えた土=健康な土ができれば化学肥料に頼らなくても、有機物で十分な栄養が補給でき、茶の木が強くなり「抗酸化力、免疫力があがり、病害虫抑制効果など自然環境にやさしい農法に心がけます。
一心二葉
茶葉に込めた思い
寒暖の差により茶葉に栄養が凝縮され、1年間かけて育った新芽を適期に摘みます。
日本茶は鮮度が命ですので、葉が傷まないように空冷で冷やします
匠の技 1次製法
日本茶の蒸す製法は、角度、蒸気量、銅回転、撹拌回転、投入量と5項目をバランスよく設定することで、その日の茶葉に最適の蒸し具合を見極め甘い香りが立つように蒸します。その後、熱風でゆっくりと時間をかけて丁寧に揉んでいきます。
匠の技 焙煎
1次製茶されたお茶を本茶から、茎、粉、など余分な物を取り除き綺麗な製品にしあげていきます。その後、独自の焙煎技術で、ゆっくりと芯から火入焙煎を行い、お茶の香り、濃く旨みを最大限に引きたてます。
匠の技 ブレンド
焙煎された茶葉を、匠の技でブレンドしていきます。特徴ある茶葉を、絶妙なバランスで調合することで、ケンカすることなく互いに特徴を主張できる美味しい味にブレンドします。
究極の技 手揉み製法
日本茶の元祖伝統製法 手揉み
現在使われている機械の元であり基本ですので、手揉み製茶技術を極めることで、伝統を守り継承し技術の向上に繋がります。
8時間かけてゆっくり針のように細長く揉んでいきます。
安心安全
当園では、お客様に安心頂くために、品質チェックとして異物除去機を使用しております。異物除去検査したお茶だけを直ぐに袋詰めしています。また、品質維持のため、ボックス型の真空パック機を使用しております。
お客様との信頼関係
美味しいお茶は、お客様が喜んでいただいてこそ、ほんとの意味があります。そのためにも、変わらない味、品質、異物除去機を使った品質検査の徹底、など日々の私どもの成果が積み重なり永続することで信頼になると思っております。
「根本園」6代目茶師・根本宏紀
高校を卒業後、静岡県にある独立行政法人 野菜茶業研究所(現在:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)で2年間、お茶について学ぶ。
その後、1年間の修業を経て帰郷。現在は根本園で茶葉の栽培から製造加工、商品化までを手掛ける。
先進7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせてつくば市内で開催されたG7科学技術大臣会合では、手揉み茶の茶葉を使い、氷水で3時間かけて抽出した緑茶をふるまうと、各国の関係者が絶賛した。
また19回全国手もみ製茶技術競技大会最優秀賞受賞するなど日々技術の向上に努めている。